オーバーウォッチからApex Legendsへ
ここ一週間ぐらいApexしてみようと思い、詳しい友達に教えてもらいながらPS4版Apexを楽しんでいる。
自分はオーバーウォッチはそこそこ遊べたのだが、Apexになるとまるで通用しない。
そういうことがあってApexではどう動けばいいのか?というのをオーバーウォッチから見て考えたことを書いておく。
大きなゲーム性の違い
オーバーウォッチは主に6人対6人で陣地をとりあい、Apexの方は仲間との連携などを駆使して最後まで生き残るのを競う。
キャラ特有のスキルというのがあるのは共通だが、大きな違いは”敵勢力の数”と”一機しかなく生き残るのが目的”なところだ。
オーバーウォッチは相手は一チームだが、Apexでは三つ巴、四つ巴の状況が頻発する。
オーバーウォッチは何度も死に戻りしながら場所を奪い返すが、Apexでは最後の一チームになるのが目的という違いがある。
それを踏まえた戦い方の違い
ダメージレースの感覚の違い
オーバーウォッチでは何度も死に戻りしながら戦うが、Apexでは命は一つしかない。だからだろうかダメージレースに勝っている負けているの感覚がかなり違う。
・まずApexは一発のダメージが大きいので、初手ダメージがオーバーウォッチよりかなり強いと思ったほうが良い。打ち下ろせているならこちらが有利な状況であるし、初手ダメージを取られたらレース不利な状況と見て敵を見ずに回避行動をするかの判断をすべき。
・オーバーウォッチでは全員が相手チームと1vs1をするのが基本で、さらに相手2vs自分1の状況を作れると、味方側に味方5vs相手4の状況を作れているので有利、となるのだが、
Apexではまったくの逆で、チーム戦で全員が1vs1の状況だと一つの戦闘のランダム性が大きく、相手チームを処理する"時間"が一番多くかかるパターンなので、その状況はゲーム全体で見ると実はかなり負けている。ランダムに身を任せていると言ってもいい。
なので味方が撃っていたりダメージを追っている時は、フォーカスやカバーをして2vs1の状況をつくり一番速く相手チームを処理する形を作る必要がある。これがまず慣れない。
・Apexでは戦闘中に回復しないで攻め続けるか否かという判断がある。オーバーウォッチでは戦闘しながら回復できたが、Apexにはそういったスキルは基本ない。なのでこのままお互い回復させない状況を押し付けてやりきるかの判断がある。
・なのでこちら側に遮蔽があって相手にない状況は、かなり有利。
・個人的に相手を視界に入れずに動くのは、回避行動としては最大級なんだけど、apexでは頻繁に使う。見えてると射線が通っているってことだしね。
戦闘のランダム性が高い
Apexでは初めてあう三人と、初めての場所で戦う可能性が高い。そしてアイテム集め合戦ではある程度の限界がある。
なので一チーム対一チームの勝率はかなりランダム性が高い。
敵の勢力をさけ最後のマップを目指す動き
Apexでは最後の8チームに入るのを目指すほうが、序盤で敵を倒すよりランクが上がるようになっている。
なので、敵の勢力圏の間を抜けながら縮んでいくマップを追いかける、というのが基本の動きになる。
そしてその動きを全員がして、場所がかち合い小競り合いが発生することになる。
そこで一チーム対一チームの勝率はかなり五分五分に近くなることと、倒すことより生き残るほうがランクが上がるようになっていることを思い出して、最後8チームになる動きをできるかで、まず足切りが発生している。つまり序盤は戦わなくてもかまわない。
漁夫
漁夫というのは、交戦中に漁夫の利を得ようとしてくる連中のこと。
基本的に敵を撃って倒す方が楽しいので、みんな漁夫をしたい気持ちを持っている。
戦闘を行うと決めたときには、漁夫が来ることを想定する必要がある。
右と左に敵のチームがいる、ならば戦闘せずにすむのは前か後ろに進むことなので前に進む。前に進めば、後ろから2チームくるかもしれない。後ろを常に警戒する必要がある。ここでさらに現れた前の敵。ここで戦うとすると、後ろから漁夫がくるだろうと考えておく。
リロード中はスライディング
オーバーウォッチでは敵の前でリロードしないようにするが、Apexではほぼ必ずリロードが発生する。とりあえずリロード中はしゃがむかスライディングしよう。
カバーリングしながら撃つ動き
Apexでは理想では”遮蔽物から相手1人見える分頭を出して、撃って敵が攻撃するタイミングかリロードのタイミングで隠れる”という動きで戦う。
これができると被弾を減らせるし、この動きができそうな場所を意識して動けば強い。
なので移動するときも意識してどこから敵が来ても即座にできるようにしよう。岩場や崖を画面右下か左下に沿うように動くのが良い。
アーマースワップ
Apexでは回復系アイテムでアーマーを回復するより、敵のデスボックスからアーマーを取るほうが早く回復する。
これは意識しないとなかなか慣れない。気がする。使いこなせればずっと効率的な動きができる。
フォーカス
実のところオーバーウォッチでもフォーカスはかなりの高等技術な気がする。全員意思疎通できることはほぼないし、声を出せば余裕のある人が合わせてくれる、その程度になっている。
Apexでもフォーカスは難しい。だがフォーカスするとチャンスを最大化できる。目の前の敵がこちらに気づかず体を晒している。初手を取れる。または味方が戦っていて自分はフリーだ。
そういう場合フォーカスをして相手を素早く処理する。
高所
Apexでは全員がゲンジのように壁のぼりできる。
オーバーウォッチでも高所は大事だが、Apexはその数倍大切になる。
戦いの途中でも、陣地を作るにも、上を取ると強い。
高所では射角が広くヘッドショットを当てやすい。登る側は登るモーションもあってスキが大きい。相手に登られて打ち下ろされる状況になってしまうと勝てない。そういう状況になった場合逃げるのを考えないといけない。
単純に高所に登ればいいというわけでもない、広いフィールドでただ隠れるところのない高い場所に登っても、蜂の巣にされる。高所は低所からは打ちづらいだけで、遠距離武器で十分ダメージになる。
そういった駆け引きや、投げ物や、キャラのスキルやウルトを使い高所を有利に使う。
射線管理
オーバーウォッチにも射線の考え方はあるが、大きくマップに紐付いているように思う。
この高台からはここが見えないから移動できる、ウィンストンが一回のジャンプで来ない位置はここらへんなど、敵のいそうな位置や動きはマップと記憶される。
Apexでは、見える範囲の岩や箱を使った射線管理というのが必要になる。
これは二人敵が見えるなら一人をそばの障壁で視界から追い出す、射線が通らないようにするという感覚。
基本的に常に二人以上から射線が通らないように立ち回りながら戦う。
味方との距離感
オーバーウォッチではマップを広く使い仲間と”かぶらない”ほうが、範囲攻撃に巻き込まれずに良い。
PS4版Apexでは、基本味方と”固まったほうが”強い。逆になる。
オーバーウォッチでは相手は一チームだが、Apexでは複数のチームが混在している。
Apexではチームが広がりすぎると見つかりやすくなり、ドア一つ、方向一つから敵勢力がなだれ込んでくる可能性があるので、固まらなければならない。
打たれたら引くがその瞬間仲間から斜線が通らないとそれは孤立にあたり、仲間がカバーできない位置になり、敵に詰められて落とされてしまう。
隠れた味方の代わりに前に出て、打てる位置、打たれている味方を助けられる位置それらが合わさった位置というのは、基本的に近く固まることになる。
オーバーウォッチでは、敵チームは一つなので、敵チームに対して、斜線がクロスになる位置を意識して動くので、Apexの距離感に抵抗があった。
アイテム集め
オーバーウォッチから来てみると、まずアイテム集めをする意味がつかめない。それは理想的なバックパックの形と、どのアイテムを優先してそのバックアップを作れば良いかを知らないからと、キャラコントロールとか技術的な部分もある。
個人的にはバックパックは、バッテリーとかの回復多めで、武器の片方を球数が少ない武器にして弾を集めている。武器は覚えるしかないが極端なのを除いてあまり差はない、と思う。
武器の仕様の違い
Apexでは、遠距離武器を拾えばウィドウメーカーになり、ショットガンを拾えばリーパーになり、ウィングマンを持てばマクリーになるが、いくつか違う。Apexの方が、主流のFPSに近く複雑に感じる。
リコイル
どの武器にもリコイルがある。主にライトアモ武器は上方向、ヘビーアモ武器は左上方向に跳ね上がる。
ADSするしない
オーバーウォッチでは基本的にスコープキャラしかADSがない。ADSしても移動速度の低下を意識することがない。なので最初はApexでは全てにADSがあるのかと、とにかくADSしてしまう。
してもいいのだが、ApexではADSすると移動速度や、集弾率が変化する。なので一度撃ったときの弾数が多いものや、ADSなしで撃ってぶれづらいものを近距離で使える武器としていて、近距離はADSしないで動き回りながら戦うこともできる。
武器を切り替えてリロード
オーバーウォッチはリロードなどかなり簡略化している。
オーバーウォッチは弾切れになると自動で回復されるのと、リロード時間が短いのと、ワンマガジンで結構戦えるので、どこでリロードしないかのほうが重要になる気がする。
Apexでは武器2つあり、武器を切り替える行為がある。この切り替えるというのが厄介で、切り替えたからと言ってリロードはされない。打って切り替えたら、前の武器は切り替えてリロードするまで使えない。
なるべく敵の斜線が切れたときや移動時に、切り替えてリロードする必要がある。
あと、Apexでは「弾が残っているときにリロードするほうが、打ち切ってからリロードするより速い」、という仕様がある。(この意識はリロード癖をつけるのに役立つ)
あと、武器に拡張マガジンを付けた場合、銃に入る弾数が増えるので、付けたらすぐリロードする必要がある。リロードが複雑なのだ。
ヘッドショットあるなし
オーバーウォッチのアナというキャラクターには、攻撃にヘッドショットがない。キャラクターによってヘッドショットのある無しがある。
その感覚でApexに来ると全てにヘッドショットがあるように思う。
しかしApexではそれが、武器の一発のダメージ × ヘッドショット倍率に現れている。EVA-8や、R-99は一発のダメージが低いのでそこまでヘッドショットは必要ないとなる。逆にウィングマンなどは倍率が高いので狙う必要がある。
殴り
オーバーウォッチの殴りは画面いっぱい、範囲も広い。だがApexでは手の部分だけ。なかなか当てづらい。降りたら殴るより、すぐ武器を拾って打つほうが効率がいい。
環境
オーバーウォッチでは、好きなキャラといえども環境と合わないと辛い所があった。
Apexにも現在の環境で強い武器やキャラがある。初心者はまずそれを選ぼう。
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