たばこと塩の博物館に行ってみた。

日記

家が近いので連休中にたばこと塩の博物館に行ってみた。

たばこと塩ってなんだ?と思うが、これらは過去に日本専売公社(現JT)が専売を行っていたもので、日本専売公社がそれらの資料の収集や調査目的で博物館を作ったそうだ。

1980年ごろに渋谷に建てられ、2015年に墨田区に移転したらしい、だから最近聞いたのかな。

入場料は100円。博物館では小さめ。でもコレクションも豊富で、人形もあるし、文章もまとまっててわかりやすかった。
タバコパッケージや煙管が目を引くのでデザイナーも楽しめるかも、今は特別展で大正時代東京のモダンな広告とかも展示されている。

見るのにかかった時間は、展示に書いてある文字列なんかを8割ぐらい読みながら進める自分だと、2時間弱くらいかかったかな?ちょうどよかった。

塩の方の展示を読む時は、仙人みたいのが要約してくれるのでそれを頼りに読むとわかりやすくて良い。
専売のおかげでみんなに塩が行き渡るようになり、後進が育ちましたとかいう元専売公社っぽい説明もあった。
「自然塩」ってなんや、どの作り方でも結局塩水蒸発させて、塩(NaCl)の結晶できるタイミングで取り出しとるだけや、とか「ミネラル豊富な塩」ってなんや塩はミネラルだし、それ以外の成分は数パーセントで、塩以外のミネラル摂りたいなら、それ専用の食べ物食えやって、科学話もよかった。

タバコの方は、JTらしくタバコは文化なんですよって感じで、いろんなタバコの道具やパッケージや人形を見ながら楽しめる。世界中のタバコ関連グッズがみれる。しかしタバコってメキシコや南アメリカが原産で、マヤ文明などで宗教の道具として使われてたそうだけど、それって麻薬なんかも使われていたと思うのだけど、麻薬の方の話は全然出てこなかったな。

近くに住んでると行ってみるといいのではないだろうか。