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交通誘導警備員アルバイトやってみたメモ(都内)その1

最近交通誘導警備のバイトをやってみてるので、そのメモ。

交通誘導警備員とは

あの道端で光る棒を降って誘導している人。

警備業務といわれるのには四種類あって、

施設警備とか、要人警護とか、現金載せた車に乗ったりはまた別の仕事。交通誘導警備員は2号の業務。路上で通行人や工事の職人さんを安全誘導する。路上のサービスマン。

どうやら路上の工事を行う時は警察に申請するらしいのだけど、その時これならこの人数の警備員配置してねって言われて、それで工事する会社は警備会社などに頼む。すると警備会社は抱えている警備員を派遣するようだ。

警備会社にいる人で足りなかったら更に別の警備会社に孫受けで依頼するようだ。それで会社によって日給に差があると思われる。

日給

交通誘導警備員アルバイトは都内で未経験だと日給9000円~11150円とか。会社によって3000円以上違うので、もしやるならなるべく日給が多い所、交通費が出るところが良い。

仕事して、次の月の真ん中とかに振り込まれる。

資格があったり隊長をすると日給が上がる、ようになっていると思う。

仕事時間はだいたい9時間、休憩1時間、(昼勤だと8時~17時)、夜勤はよくわからん。

早く終わっても日給分は出る。また、雨などで工事がキャンセルになった場合、会社によっては日給の半分とか出たり、または出なかったりする。

残業代は残業するたびに出るところと、すでに何十時間か基本給に含まれている扱いのところがある。

シフト

シフトの申請は週1回からできる。月1回とかもできる。前の月に出れるシフトを申請しておいたり、出られる曜日を伝えておく。

日勤か夜勤を選べる。変則的な時間の現場も多いので聞いてみてもいいかもしれない。

前の日に明日出られますと伝えても仕事があったりする。(出られますって言っといて辞めるのは無理だが)

ただ雨が多い時期になると仕事がなくなることもあるそうだ。

現場

派遣現場は道路工事か建築工事が主で、あと工事車両に乗って付いていくタイプなどが有る。施設の駐車場入口だったりすることもある。

コロナで雑踏系は全滅したようだが、外でする仕事が多く影響を受けづらい工事系が残っているようだ。

・建築は建築現場に集合。建築現場の休憩所やトイレを使える。休憩は30分、昼休憩1時間取れるが、定時までが殆ど。

・道路工事は現地集合。付近の公園やコンビニを探して休む。休憩は15分とか20分、昼も40分とかになることもあるが、工事が終わると終了なので早く終わったりする。あと雨で中止になりやすい。

・工事車両についていくタイプは、集合場所の建物から順番に乗っていって出発する。電線や電気工事を一日になんども移動しながら工事する車両に一緒に乗りこみ、移動した先で警備をする。休憩や昼食は言われたタイミングで行う。

面接

面接にいって、受かった場合はその場で結果を教えてくれる。たぶん誰でもすぐ受かる。病気の有無くらいしか見てないと思う。

求人情報によっては、何ヶ月かすると祝い金が出たりすることが書いてある。なのでどの求人を見たかを言う必要がある。

受かったあとは書類が必要になる。ガードマンなので身元がわかるものが基本的に必要。その他に

切手代などレシートを取っておくと後で払ってくれる場合もある。あとで面接代を出してくれるところもある。

教習

研修が20時間ある。法律で決められている。オリンピック決まる前は30時間だった。大体20時間に短縮して教えられている。

やることは書類の不備がないかの確認と健康診断とか、教習ビデオを見せられたり、クレームのパターンを聞かされたり、直接現場に行く場合もある。

装備

ヘルメットや制服など装備を無償でくれる。会社によってくれるものが少し違う。何ヶ月か仕事続けるのが無償の条件だったりもする。

装備はだいたいなくすと困るので気をつけよう。

夏は爽快くんと飲み物、塩飴、冬はネックウォーマーとユニクロ極暖タイツが必須だ。100円ショップのバッグに詰め込んで移動してる。雨が降ってきても大丈夫なバッグにしよう。

すること

道端に出て通行人を誘導する。また工事車両の出入りがあったら誘導する。一般人と工事関係者が安全に問題なく仕事できるようにするのが大まかな仕事。

細かいことを上げるといろいろある。

前日と当日の流れ

感想

いやまあ大変だよね。立ってるだけなんだけど。警備するところはしないといけない。遠かったら交通時間も長くなるし。一応、工事現場と一般人の間に立つから危険の確率も高い。

60代以上の人も多いんだよね。何十年とやってる人もいる。

すごく厳しい現場も適当な現場もある。行きたくない現場も言えば聞いてくれたり。日勤、夜勤あってシフトをある程度自由に組める。

体格が大きくて声量が大きいほうが有利。

コミュニケーションできるとやれる仕事の範囲が増えていくと思う。一般の方とのコミュニケーション、工事関係者さんとのコミュニケーション、チーム内とのコミュニケーション、管制とのコミュニケーション。出来るなら隊長とか管制とかにスキルアップするかもしれない。正直自分は空気になりたい人間なので極力避けてる。いや最低限はやっているが。特にギスギスしたチームメンバーがいるのは辛い。

自分が行っている会社は交通費の請求とかシフトの申請が手書きで、どの現場へ行くかの支持が電話なので、こういうところはIT化できそうだなぁとは思う。思うだけだが。管制内部はよくわからないな。

交通誘導警備自体をAIにとって変わられるかと言われると、現場ごとにパターンが全く違うので意外と自動化できない部分と、棒振りする人形みたいなのを置くだけでも大丈夫そうな所がある。自動運転ができているのだからいつかは人間より高性能な警備員が誕生するかもしれない。

あと無線を買えって圧力が現場や会社によってある。必須なら会社が用意しろと思うんだが、現場によると壊れたりして足りてない。圧力に屈しそうだ。

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